言語は文法が基本ではない

英語を学ぶ時に文法を基本に学ぶ方法です。つぎのような説明があります。

英語文法を学ぶ上で絶対に押さえるべき9つの法則

  1. 基本は<主語+動詞〜.

日本語では「私は+ピアノを+弾きます」というように、動詞が文の最後に来ますよね。でも英語ではほとんどの場合、主語の直後に動詞が来ます。次の2文を比べてみましょう。

I play the piano.
私はピアノを弾きます。

英文では”play”の動詞が主語”I”のすぐ後に来る一方、日本語文では「弾く」という動詞が文の最後に来ていますね。この動詞の位置の違いは英語と日本語文法の基本的な、かつ大きな違いと言えます。

  1. 現在形は主語によって動詞の形が変化

現在形の文では主語によって動詞の形が変わります。これは「〜している」という現在進行形(<be動詞+動詞のing形>) にもあてはまります。主語は以下の3通りに分けることができます。

Iyou/we/theyhe/she/Mike、a dogなど1人か1つの時(3人称単数)

例を挙げてみましょう。

[be動詞の文の場合]
例) I am a Japanese.
例) You are a Japanese.
例) She is a Japanese.

be動詞では主語がIの時は”am”、weかyouでは”are”、3人称単数では”is”となります。

[一般動詞の文の場合]
例) I play soccer.
例) You play soccer.
例) Mike plays soccer.

一般動詞では主語が3人称単数の時に動詞が変化します。その変化の仕方の規則は項目3でご説明しますね。また現在進行形でも、be動詞の変化の規則が同様に適用されます。

例) I am watching a soccer game.
例) He is studying now.

  1. 主語が3人称単数の時の一般動詞の変化の規則

項目2で、現在形の文で主語が3人称単数の場合は一般動詞は変化すると述べました。その変化の規則をここではご紹介します。

[基本は原形+s]
play→ plays、read→ reads、cook →cooks

[原形がo、s、ch、sh、xで終わる場合は原形+es]
wash→washes、watch→watches、touch→ touches、go→goes

[原形が子音+yで終わる場合はyをiに変え+es]
study→studies

[不規則に変化する動詞]
have→has、fly→flies

不規則に変化するものは、その単語に出くわす度に暗記していきましょう。

  1. 過去形の文を作るには、現在形の文の動詞を過去形に変化させる

まず、その文がbe動詞で作られる文か、一般動詞で作られる文かによって考えます。

[be動詞の文の場合]
be動詞の文のでは、現在形でのbe動詞が何かによって過去形のbe動詞が決まります。変化は下記のようになります。

am/is→was
are→were

例) I am in Kyoto.(現在形)→I was in Kyoto.(過去形)
例) You are a student.(現在形)→You were a student.(過去形)

[一般動詞の文の場合]
一般動詞の文の場合、動詞は規則に従って変化し、その規則は次のようになります。

[基本は原形+ed]
cook→cooked、watch→watched、look→looked

[原形がeで終わる場合は原形+d]
love→loved、care→cared

[原形が子音+yで終わる場合はyをiに変え+ed]
study→studied、envy→envied

[単母音+子音で終わる場合は短母音を重ねて+ed]
stop→stopped

[不規則に変化する動詞]
make→made、take→took、sing→sang、run→ran

不規則に変化する動詞については、その動詞に出会う度にチェックしながら暗記しましょう。以下が例文です。

例) I make a cup of tea. (現在形) →I made a cup of tea.(過去形)
例) She studies math. (現在形) →She studied math.(過去形)

過去形の文を作るには、現在形の文の動詞そのものを過去形に変えてやれば良いということですね。

  1. 現在形、過去形の疑問文

疑問文でもまず、文がbe動詞で作られるものか、一般動詞で作られるものかによって分けて考えましょう。

[be動詞の文の場合]
<動詞+主語+〜?>
例) Mike is from America. (平叙文)→Is Mike from America?(疑問文)
例) You were cleaning the house. (平叙文)→Were you cleaning the house?(疑問文)

平叙文での主語と動詞の位置を逆にすれば良いということですね。

[一般動詞の文の場合]
<Do, Does, Did+主語+動詞の原形+〜?>
例) Do you walk to the school?
例) Does Nancy like her camera very much?
例) Did I introduce my friend Ted?

現在形では主語によりDoかDoes(3人称単数)、過去形では主語に関わらずDidを前に加えます。動詞が原形になることがポイントです!

  1. 現在形、過去形の否定文

否定文でも、be動詞の文か一般動詞の文かで考えましょう。

[be動詞文の場合]
<主語+動詞+not+〜.>
例) I am not a teacher.
例) My mother was not a nurse.

動詞の後にnotを加えます。

[一般動詞の文の場合]
<主語+don’t/doesn’t/didn’t+動詞の原形+〜.>
例) You speak Japanese. You don’t speak Japanese.
例) My brother has a guitar. My brother doesn’t have a guitar.
例) I played basketball. I did not play basketball.

現在形では主語によりdon’t かdoesn’t(3人称単数)、過去形では主語に関わらずdidn’tが動詞の原形の前に加わります。ちなみに don’t はdo not、doesn’t はdoes not、didn’t はdid notがそれぞれ省略された形となります。

  1. 現在完了

過去のある時点から現在までの継続した状態、完了した出来事や経験は現在完了を使い表され、その形は次のようになります。

<主語+have/has+動詞の過去分詞>
例) I have lived in Tokyo for 8 years. (継続)
例) Nick has been to Australia. (経験)
例) Doreen has finished her homework.(完了)

3人称単数が主語の時はhasが使われます。また、それぞれの動詞には「過去分詞」があり、ひとつひとつ暗記する必要があります。下記のように、過去形と合わせて覚えると覚えやすいでしょう。

(現在形)-(過去形)-(過去分詞)
am/is/are-was/were-been
play-played-played
go-went-gone など。

現在完了の疑問文は下記の形になります。

<Have/Has+主語+過去分子+〜?>
例) Have you ived in Japan for 5 years?
例) Has she gone to school?

現在完了の否定文は下記のようになります。

<主語+haven’t/hasn’t+過去分詞+〜. >
例) You have not lived in Japan for 5 years.
例) She hasn’t (has not) gone to school.

8. 過去完了

過去のある時点Aから過去のある時点Bまでの状態、経験、完了、結果を表すとき、過去完了が使われます。

<主語+had+動詞の過去分詞>
例) I had heard of David before I saw him last week.

「デービッドのことを聞いた」という過去の出来事Aが、 「先週デービッドを見た」という過去の出来事Bよりも以前に起こっていますね。

例) I had finished my homework before my friend visited me.
「宿題を終わらせた」という過去の出来事Aが、「友達が来た」という過去の出来事Bよりも以前に行われていますね。

  1. 命令文

命令文には主語が無く、動詞で始まります。

<動詞の原形+〜.>
例) Stop the car! 車を止めて!
例) Do it yourself. 自分でしなさい。

また「please」を共に使うことで、丁寧な表現にもなります。
例) Call us back later, please. /Please call us back later. 後でかけ直してください。

言語は事例基盤

私たちは学校では英語の文法をベースに英語の勉強をします。しかし、英語を話すためにならそれは正しい方法でありません。

言語は使い方を学ぶ用法基盤ではなく、事例を学ぶ事例基盤です。つまり英語つまり言葉は使い方が基本ではなく、単に使われている事例がたくさんあると言う考えです。英語を話すのであればネイティブを真似てその事例を反復練習をして覚える、そしてフィードバックを得て矯正するのが最も効果的な学習です。

統計的機械翻訳

その言葉を翻訳するときにはそのルールつまり文法が役に立たないのです。現在では統計的機械翻訳と呼ばれています。人間の訳した多くの例文が保存されているものです。そしてそれを統計的にパターンでマッチングしています。

グーグルがやっている現在の翻訳システムは多くのデータを保持して、そこから統計的に類似の訳を引き出す方法でやっています。

しかし、従来の翻訳ソフトは文法解析法で翻訳していました。つまり日本語を分解して翻訳して、それを英語の文法に沿ってならべる方法でした。しかし、2000年ころからはコーパスベースの翻訳が主流になってきました。2007年にグーグルが発表した統計的機械翻訳では多数の人間が翻訳した訳文を応用したシステムを使っています。

グーグルの説明では文法解析では例外が多く、文法で解決できないため、コンピュータではうまく処理ができないと言います。グーグルで最近ではその統計的機械翻訳を、より脳に近いニューラルネットワークで翻訳する仕組みを使っており、グーグル・ニューラルネットワーク・機械翻訳(GNMT)で翻訳しております。

このシステムは記憶量が増えれば増えるほど、マッチングの確立が高くなります。当然、マッチングができない場合もあります。そして多くのミスもあります。

このGNMTの翻訳の良さは正しい訳があれば、完全に翻訳できる事です。文法解析法の翻訳では多くの不自然な訳が作られていました。

人間の脳ではどうなっているかと言えばGNMTと同じの翻訳が行われています。ネイティブの真似して英語事例を反復して覚えると、手続き記憶で自動化され長期記憶に保存されます。

学習を継続して記憶が増えると累積効果で学習効果が加速して、認識精度も向上します。

すると人間も文法を学ぶのではなく、自然な英語表現を自然な音でどんどん覚える事により、脳のニューラルネットワークにより自然な英語を話す事ができます。

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